日本ではピエロと言ったほうが解りやすいようです。
ピエロというのは、クラウンの一部であり、白塗りのパントマイムをする、ヨーロッパの喜劇・道化芝居に登場する道化のことです。クラウンは多種にわたる総合的なもので、道化師全般のことです。
“ クラウン ” という呼び名の始まりは、「クロット」、つまり田舎者・のろまの意味で、この野暮な田舎者のイメージが17世紀頃に人気を博し西洋の喜劇役者がこれを真似するようになって、これらの役者が “ クラウン ” と呼ばれる事になったのです。
また昨今の大道芸ブームで、クラウンは大道芸とも混同されがちですが、大道芸はもともとテクニックによって報酬を得る “ 現実的 ” な技術職・専門職であったのに対して、クラウンは、コミュニケーション・ツールとして道具やテクニックを使用することはあっても、根本的には、存在するだけで人々を幸せにし、何もしなくても自然に笑みがこぼれるような、“ 抽象的 ” で、“ 偶像的 ” な存在なのです。
